ゴールデンウィークを利用して、北海道に旅行に行ってきた。
富良野に泊まり、『北の国から』のロケ地を訪れた。
『北の国から』は、昔から見ていたので、目の前に現れる家やパネルには感動した。

有名な石の家。数々のシーンで登場する。
他にも、「最初の家」や五郎(田中邦衛)が廃材を集めて作った「拾ってきた家」とかもあった。
それから、ドラマには出てこないが、純(吉岡秀隆)と結(内田有紀)の家もあった。
ドラマを知らない人は、何のことかわからないだろうが、
その純と結の家も拾ってきた家同様に、廃材を集めて作ったものである。

路線バスが組み込まれており、その前には、倉本聰のメッセージが書かれてあった。
『物がこんなに捨てられていくなら
オイラ、拾ってきて生き返らせてやる!
だって、絶対失礼じゃねぇか
捨てられちまうそういう物に
それを懸命に作った方々に
あんたの親爺さんが汗水たらして作ったものを
あんた簡単に捨てられるか? え?』

このモノが溢れた時代だからこそ、モノを大切にしよう!
情報化社会だからこそ、人のつながりを大切にしよう!
というようメッセージが伝わってくる。


バスの後部座席がリビングになり、
ドラム式洗濯機の扉が窓となる。
たかがドラマのセットとしての家なのだけれども、
着飾った建築ではなく、生きる術の建築といったメッセージが伝わってきて、
改めて、建築の本質について考えさせられた。
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