今回の京都大学をはじめとする
「カンニング事件」は、あっという間に捜査が進み、
一人の予備校生が逮捕されるという形で幕を閉じた。
が、なんだか心がスッキリとしない。
やってはいけないカンニングだが、
大学側を含めた大人たちは、
こんな形で予備校生を追い込むことが正解だったのか?
僕は、間違っていると思う。
予備校生は、現役時に大学受験に失敗し、
予備校に通った。
成績も優秀で京都大学を受かる実力はあった。
でも、センター試験で少し躓き、
二次試験での挽回が必要だった。
精神的にも追い詰められていた19歳は、
心に魔が差したのだろう。
いい大学に行くことが、成功への近道と
間違った世の中の日本。
その世の中に従うように、
いい大学を目指していた若者が
大人たちにいとも簡単に
谷底に突き落とされた。
今後、予備校生は、どうやって立ち直っていくのだろうか?
何故、京都大学は被害届を出さないといけなかったのだろうか?
他の大学でも掲示板の書き込みが見つかったのだから、
書き込みが判明した大学の受験リストを照らし合わせば、
人数の絞込みは簡単にできるはずだ。
その上で、よく似た解答を書いている受験者を落とすとか、
呼び出して面接するとかできたはずだ。
入試という制度は、大学側が必要とする人材を
見つけるための制度であって、
人を陥れるものではない。
「カンニング」をやったことは悪いが、
それ以上に大学側の対応はどうかと思う。
結局は、自分の事しか考えていないのだろう。
「利他の心」がなくなってきている。
大丈夫か?日本!!
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